その時、身を守れ。生き延びろ!!
- 2022.3.24
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その時、身を守れ!! 生き延びろ!!
「落ちる!倒れる!移動する!から身を守れ!!」首都直下地震では、震度6強から7の地震が襲います。震度6から人は立っていることはできず、その場にしゃがみこみ、はわないと動けないのです。
さらに震度7では動けなくなります。なににもつかまれずに、立ったままなど不安定でいると、強い力で飛ばされることもあるのです。
その時、あなたはどうしますか?
穏やかな日常、何の前触れもなく襲う強烈な揺れ!!
首都直下地震の場合、地震速報が届かない確率が高いのです。震源から20km未満であると警報が鳴らず震災が襲う場合も、東日本大震災の時に東京は震度5から5強。千葉の一部では6弱。 南海トラフ地震でも、同様の震度が予測。*横浜、神奈川、静岡方面震度6以上の可能性が。
同じ震度でも、マグニチュードや上階と下階、地盤の硬さでも、揺れ方は違います。
また、発震の時間や季節によっても、違うリスクが出るのです
震度6以上の揺れって、どんな揺れ?
立っていることが困難。四つん這いになって、はわないと動く事ができない。
感覚的には立っている足元が20から30cmくらい動く感じか・・・・
★棚の上にあるものは、ほとんど落下。ビン類なども倒れ、割れた。
★揺れ出した途端に固定していない家具のほとんどが移動し、転倒した。冷蔵庫なども倒れ、天井の電灯もかさが吹っ飛んだ。
★開かなくなるドアが多かった。
★建物のキシミ音、地面から発生する音、電線が揺れる音、ものが落ちる音、割れる音。音がすごい。
★耐震性の低い木造建物は傾くものや倒れるものが多かった。
★かなりの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下した。
★耐震性の低い住宅では、倒壊するものがある。
耐震性の高い住宅でも、壁や柱が破損するものがあり、震度7が2回来ると被害が大きい。
★耐震性の高い建物でも、壁、梁(はり)、柱などに大きな亀裂が生じたものがある。
★あちこちで火事がおきた。木造家屋の密集している場所は大規模になった。
★電柱が倒れたり、電線が切れて垂れていたりした。危なかった。
★道路が通れなくなっていた。大通りを主に移動した。
★トイレが使えない。本当にトイレがどこも使えず、長蛇の列で困った。
★家庭などにガスを供給するための導管、主要な水道管に被害が発生したと、復旧時間がかかった。
(一部の地域でガス、水道の供給が停止し、停電することもある。)
★大きな地割れが生じた。大規模な地すべりや山体の崩壊が発生したところも。
★余震が断続的に続く。年がら年中揺れている感じ。
★停電がきつかった。電気、ガス、水道は使えなくなった。
★電話は使えなかった。メールなどを使用した。
★会議室の天井が落下した。
★コピー機も移動して、挟まれた社員がいた。
★PCモニターが倒れて、壊れた。
★エレベータがとまって、社員が取り残されて大変だった。
震度7になると・・・
★ゴーッ、グラグラという衝撃で、飛行機かなんかが落ちたかと思った。
★立っていることができず、はっても動くことが難しい。
揺れに翻弄され、動くこともできず体を飛ばされることも。
テーブルや机の下にかくれ身を守って。テーブル自体が動く可能性も考え、柱をしっかり
つかんで支える必要がある。
★品物が落ちずに飛ぶ。台所の皿が10枚ほど、2メートル先までフリスビーみたいに飛んで行って粉々に砕けた。
★家具が動く、移動するだけでなく飛ばされる場合も。挟まれそうになり死ぬかと思った。
★ガスコンロも飛んで、ホースで止まりで台下で宙ぶらりんに。
★出していた包丁が飛んできた。
★電話が飛んできた。
★冷蔵庫が大きな音をたてて移動した。ダンプみたいでこわかった。
★車のフレームに掴まったら車がズルズルと動いていくんです。タイヤに足を踏まれそうで本当に怖かった。
★うちの柱がギシギシと聞いたことのない音をたてた。おそろしくて這うように庭に出た。
どのくらいの長さ、揺れは続くの?
震源と近い「直下型」の場合は、1分くらいと予測されている。
ですが、その時の、その場所の状況で長いと3分にも及びます。2011年の東日本大震災では、「主な破壊継続時間は約160秒に及び、継続時間が長く強い地震動が広範囲で観測された」と気象庁の分析記載あり。また、東日本大震災(M9.0)では、福島県いわき市小名浜の観測点では、震度4以上の揺れが約3分10秒続いたとの報告があります。それに対して、1995年の阪神・淡路大震災(M7.3)では、強い揺れは15秒程度だったそう。
まずは、初動の1分から2分を生き残れ!! 揺れ始めてから、収まる様子を見る
地震だ!! 発震からの5つの動作 2分から5分
①安全な場所で、身を守り、揺れがおさまるのを待つ
テーブルに入ることだけが、重要なのではありません。安全な場所で身を守りましょう。室内の場合、廊下などが比較的何もおかれておらず、安全な場合も。自分のセーフティゾーンを作っておきましょう。
1.姿勢を低くする。
2. 頭・体を守る。
3. 揺れが収まるまでじっとして
テーブルが近くに無ければ、揺り動かされて、転倒しないように、姿勢を低くして、厚めの雑誌やクッション、金属トレーなどで頭を保護して。機転を利かせ上手に利用を。
※頭と首、お腹、そして手首、足首、ものの付け根は太い 血管が通り、ケガをすると大事になる場合も。しっかり守りながら、揺れが収まるのを待ちましょう。
●外部にいる場合、倒れてくるもの、落下物に注意!!
●ビルから落下するガラスは凶器です!!
ビルの高さの半分の距離まで飛散するといわれています。16mのビルなら、8mのところまで飛散するのです。高い所から落ちると、時速40kmから60kmの速度で落ちてきます。しかも粉々の破片ではなく塊で落ちてくる。落下時の風圧に対し、とがった方が下に向くのです。まともにぶつかると命の危険も。比較的新しいビルに避難や、何もなければ街路樹の隙間に隠れることも。
●ビル街の避難の場合も、ビルから出来るだけ離れた場所に逃げることが重要。片側ビルなら、ビルから離れて。両側ビルなら、真ん中を逃げることも大切ですね。
②足を守るため、靴やスリッパを履く
割れたものが散乱しています。足を切って怪我をすると、この後の避難も大変です。無ければ靴下を重ね履きしたり、靴下の底に紙をつめて履いたり、とにかく足を守りましょう。
③火の確認と始末
キッチン以外にも、たばこや暖房、仏壇など、火元の確認と始末。
④ドアを全て開ける
避難路の確認と確保。
⑤自分の居る場所、外部の被害状況確認
余震による落下物などに気をつけながら、
ドアを開けると同時に外部の状況を確認しましょう。
※同居者の安否確認は、そばにいればすぐ可能です。
子供や親が別の部屋にいる場合も、まずは自分の身の安全を確保、状況を確認。
次の一手の判断のため、上記の行動を優先して。それがみんなを守ることに繋がります。
その後の状況判断をし、避難準備へ。 余震により被害の拡大がある場合は避難準備。※外にいる場合も、近くの避難所に身を寄せる。
●ラジオ、スマホなどで状況により情報収集。外部の場合、避難所情報の取得
●避難までの行動
①一時避難持ち出しグッズを手元に。
②玄関に避難先、連絡先を貼る。
③避難の際はブレーカー、ガスの元栓を切る。(コンセント、ガス器具を止める。)
●家族や会社、組織の周りの人の安否確認
家族など安否情報共有(メール、SNS、災害伝言ダイヤル、三角通信など)
※沿岸部では津波に備え、ひとまず高台に避難。
※火災の危険が迫った場合、一時集合場所、避難所などに避難。
●子供を学校に迎えに行く
避難行動を始めよう!! 5分以降外へ
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